デジタルフォトフレームって知ってますか?
簡単に説明するとデジタル魚拓や釣りの写真のデータを入れておくと自動で写真をスライドショーにして見る事が出来るアイテムです。アルバムと違っていちいち分厚い本を開く事なく思い出の写真を見る事が出来るのでとっても便利です。
見た目もお洒落な額縁みたいなので壁にかけて飾ることも出来ます。
このデジタルフォトフレームを筆者も使っているのですが、一つだけ気に要らない所があります。
それは・・・
ACアダプターとコードがめっちゃ見映えが悪いという事です。
見映えだけでなく、置く場所も近くにコンセントがある所に限定されてしまう為、お洒落に飾る事が難しくなります。今回はこのコードをなんとかして見栄え良くするために奮闘した結果をお伝えします‼️
・ACアダプターってなんなん?
まずは、そもそもACアダプターってなんで必要なのかを説明します。
ACアダプターの役割は家のコンセントに流れている電気を使用する機器にとって使いやすい電気に変える役割を持っています。「機器にとって使いやすい電気」とは何かを詳しく説明しますね。
・電気の単位
これからお話する内容が分かりやすくなくように電気の単位について補足説明を書いておきます。
参考にさせて頂いたのはこちらのブログです。
直流電流:ずっとプラスかマイナスな電流。家電の多くは直流電流で動く。
交流電流:プラスとマイナスを交互する電流。電線からやってくる電気は遠くに送るために交流電流でやってくる。
電流(A):アンペアと読みます。電気の流れる量を指します。
電圧(V):ボルトと読みます。電気を送る力を指します。
電力(W):ワットと読みます。電気製品を使う時に消費するエネルギー量を指します。
電流(A)×電圧(V)=電力(W)で計算して求めます。
周波数(HZ):ヘルツと読みます。交流電流のプラスとマイナスを行き来する速度を指します。家庭用の交流電力は50~60HZです。
mA:ミリアンペアと読みます。1000mA=1Aです。
家庭のコンセントに流れている電気は100Vの15Aの交流電流です。
ただこの高い電圧と電流のままデジタルフォトフレームに繋げてしまうと機械が故障してしまいます。
なので100Vの電圧と15Aの電流を下げて、なおかつ直流電流に変えて機械へ伝えるのがACアダプターの役割なのです。
例えば、デジタルフォトフレームのACアダプターにはこんな表記がされています。
これは100~240Vの範囲の電圧で50~60HZの周波数で1Aの交流電流があれば5Vで2000mAの直流電流を出しますよという意味なのです。
つまり、5Vで2000mA=10Wの電力があれば機械は動くわけです。
ならば、別にコンセントから電気を持ってこなくても、同じ電力を出せるモバイルバッテリーがあれば見栄えの悪いACアダプターもコードも要らないわけです✨
やっと本題に入ることが出来ました!!(笑)
・ モバイルバッテリー????の選び方
では、モバイルバッテリーの選び方ですが筆者はこちらを選びました。
理由ですがまずは、出力が5V/2Aあることが大前提です。この部分はお使いのACアダプターの裏面を見て確認して下さい。次に容量ですがなるべく多いものがいいでしょう。ただ容量が多いものはサイズも大きいです。筆者はモバイルバッテリーをデジタルフォトフレームの後ろに置きたかったので5200mAの商品を選びました。これでつけっぱなしにして2~3時間くらい使用できます。
容量を決める際に参考になるのが消費電力です。これは1時間、機器を使用して電力をどれだけ消費するかを指します。単位は(W)です。
多少の誤差はありますが、10Wを1時間で消費するなら100Wのモバイルバッテリーなら10時間使用する事ができるという訳です。
消費電力はワットチェッカーと言う機械を使うと計る事が出来ます。
・モバイルバッテリーの繋ぎ方
自分の使い方に合ったモバイルバッテリーが見つかったら、実際に繋いで使用してみましょう!
し か し ・・ここで問題が発生します。
モバイルバッテリーの出力先の多くはUSB端子もしくは、スマホ充電用の端子になっています。
一方、デジタルフォトフレームの先は穴ポコです。
この穴ポコ『DCプラグ』と言うらしいです。
つまり、先がUSB端子とDCプラグのコードが必要という訳です。
「そんな都合のいいモノあるんかい」ってダメ元で探していたらありました(笑)
こちらです。
DCプラグは電子機器によって違うので変換プラグが5種類もあるこちらの商品がおすすめです。
・まとめ
今回はデジタルフォトフレームのコードを無くす為にしましたが、他の電子機器にも応用が出来ると思いました。
もしも、ご家庭に邪魔なコードがある電子機器があればこの方法を試してみて下さい。
ただし、途中で充電が無くなっても差し支えがないモノで試してみて下さいね(≧∀≦)
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