釣れないのは海水温のせい? 魚の性質を徹底考察❗️

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こむぎ少尉
こむぎ少尉

温かくなってきたし、
そろそろ釣れるようになるかな🎶

にゃん等兵
にゃん等兵

気温が高くなっても
海水温はまだ冷たいかもよ?

「暖かくなってきたから、もう魚が釣れるだろう?
と期待して釣りに行って撃沈したことありませんか?
釣り人でしたらそんな経験があると思います。

この原因はなんでしょうか?
今回の記事は海水温と魚の関係について
色々と調査を行ったのでその報告をします。
皆さんの釣行の参考にしてください😊🎣

★なぜ釣りには海水温が重要か?

恒温動物と変温動物って中学校の理科で習った言葉を覚えていますか?
恒温動物とは自分で体温の調整ができない生き物のことです。
逆に変温動物とは自分で体温の調整ができない生き物のことです。

魚は変温動物です。
自分で体温の調整ができないため、
自身が快適な海水温を求めて移動をします🐟

つまり・・・

魚にとって、ちょうど良い温度のポイントを
見つけることが出来ればそのポイントには
魚がいっぱいいる可能性が高いということです✨

また、魚には活性化する適温というものがあります。
この温度以外では魚の活性は鈍り釣るのが難しくなります😟💦

★釣れる海水温は何℃なの?

では、魚にとって適温とは何℃くらいなのでしょうか?
これは狙う魚によって異なります。
以下に魚別に細かく説明していきます。

アイナメ 8〜15℃
寒い時期に旬を迎える魚です。
8℃でも元気なのは驚きです。

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アジ 16〜26℃
比較に20℃くらいの暖かい水温で活性が上がります

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カレイ 10〜17℃
10℃くらいの冷たい水温でも活性が上がります✨
冬でもショアから狙える貴重な魚です

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カワハギ 18〜24℃
晩秋の時期に肝が大きくなり美味しい魚です
しかし、あまり水温が下がると活性が落ちるようです

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カサゴ 13〜18℃
寒くなると穴釣りでよく釣れます
夏は穴釣りしてもベラばかり釣れていました
やはり、水温が下がった方がよく口を使うようですね❗️

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キス 18〜24℃
初夏になり水温が上がってくると深場から岸近くまで寄ってきます

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サヨリ 15〜26℃
活性化する水温が幅広い魚です✨
真冬以外、オールシーズン狙えるのでファミリーフィッシングにいいかもしれません

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スズキ 15〜18℃
活性化する水温の幅が非常に狭いです
エサを喰わせようとするよりもルアーでリアクションバイトを狙ったほうがいいかも✨

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チヌ 13〜23℃
冷たい水温でも元気な魚です
エサ取りが減った冬にフカセ釣りで狙うといいかもしれないです✨

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メバル 10〜22℃
幅広い水温で活性が上がります
オールシーズン狙える魚ですね

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★海水温を測る方法

では、海水温はどうやって測ればいいのでしょうか?
釣りの達人になれば、
海の色や刺しエサを触ったら大体の温度がわかるそうですが
私たち素人には無理です(笑)

アプリや気象庁のホームページから調べる方法もありますが
このガジェットを使えば水温だけでなく色んなデータを集めることができます。

詳しい情報を以下に貼っておくので見てみてください✨

水温計にも魚探にもなるガジェット「Deeper」

★海水温が適温じゃないときはどうすればいい?

こむぎ少尉
こむぎ少尉

思ってたよりも海水温が
低いときはどうしたらいいの?

にゃん等兵
にゃん等兵

そんな時はポイントを移動しよう!

調べた結果、狙ってる魚の適温では無かった場合はどうすればいいでしょう?
そんな時はポイントを変えるために移動をしましょう
どんな所を探せばいいか適温よりも暑い場合と寒い場合で紹介します

適温よりも暑い場合

「河口」
河口付近は山からの冷たい雪解け水が流れてくるため水温が下がります✨
また、河川からの栄養も流れ込んでくるので魚影が濃いスポットにもなります。
「深場」
水深が浅いところは日光で水温が上昇しやすいです。
深場ですと日光が届き辛いので水温は低く安定しています😟
大型タンカーが停泊する港やフェリー乗り場などが
水深が深くなっているのでオススメです。

また、Googleマップの航空写真からも水深を調べれます。
この写真のよう海の色が淡い青から濃い青に変化しているポイントが
水深が急に深くなっているので狙い目です。

「橋の下、堤防の影」
日光が当たらない、桟橋の下や鉄橋の下もいいポイントです。
特に真夏の日中はこのポイントに魚が集結するので狙い目になります。

適温よりも寒い場合

「深場」
深いところでは潮の流れが海面よりも緩いので比較的に温度が安定しています。
多くの魚は水温の安定した深場へ潜っていきます。
「工場や発電所の排水口」
工場や発電所の近くにはキレイにした排水を海へかえす排水口があります。
この排水は河口から流れてくる水と比べて非常に暖かいので色んな魚が居着いています✨
特にチヌは非常に良く釣れます❗️

★まとめ

魚を釣るために必要なことは
狙う魚が活発になる海水温を知っておき、
適度な温度のポイントを見つけることです。

適度な温度のポイントには魚が貯まっています✨
キチンと水温を計り、魚が居るポイントを考え、
良いポイントを見つけることが出来れば
きっと記憶に残る1匹を釣ることができるでしょう😊

この記事を読んでくれた皆さんの大漁を願っております✨✨

参考資料

WEB魚図鑑
3500種掲載の魚図鑑。魚ごとの形態・特徴、分布、生息環境、食性、食味レビューを紹介。写真を投稿して交流したり、自分だけの図鑑を作ることもできる。分類で検索する機能や和名一覧も。
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