魚を締める、魚を捌く、釣り人にとってナイフは欠かせないアイテムです😆
買ったばかりの頃はピカピカで綺麗なナイフですが、使っていると段々と黒ずんできます😟
そんなナイフを簡単に鏡面のようにピカピカに戻す方法があるって知ってますか?
今回は料理人歴10年の筆者が鏡面仕上げにするナイフの研ぎ方を紹介します🎶
★ナイフの種類
TSURIHACKさんの記事に釣りに使用するおすすめナイフの紹介があったのでリンクを貼っておきます。
筆者は頑丈なシースナイフを愛用しております✨
★準備するもの
②新聞紙
③クレンザー
④裏がザラザラしてるスポンジ
特に③④このふたつが重要なポイントです(≧∀≦)
★砥石について
砥石には3種類あるんだよ!
それぞれの使い方を覚えておこう✨
砥石は荒砥、中砥、仕上げ砥の3種類があります。
研ぐ際に使用するのは主に中砥です。
荒砥はナイフが欠けたりして形を変える場合に使います。
また筆者は使用した中砥を平らに慣らす際に使用したりします。
仕上げ砥はとても高価で泥を固めて出来ており、ナイフを鏡面みたいにピカピカにする際に使用します。
切れ味にそこまで差は出ないので使用しなくても大丈夫です。
★研ぎ方
①まずは、砥石を30分くらい水に浸けておきましょう。
水分を含んでいないと空滑りしてしまい刃が欠けてしまう恐れがあります。
②砥石の下には水で濡らした雑巾を敷いておきます。
こうする事で研いでいる最中に砥石が動く心配がありません。
③ナイフを研ぐ前には中性洗剤で綺麗に洗っておきましょう。
少しでもナイフに油分が残っていると研ぐのに時間がかかります。
④ナイフを研ぐ際には切っ先→根元の順で研いでいきます。
ナイフのグリップに軽く指を当て切っ先を砥石に当てます。
その状態で親指をナイフの刃に置きます。
残りの指4本でグリップをホールドします。
これが基本の握り方です。
親指を刃の近くに置いた事で砥石の面に刃が当たるようになります。
反対側の手は軽く触れているだけです。
力を入れてはいけません。
ナイフは緩やかにカーブしているので手首を返しながら対角線上をなぞるように動かします。
直線部分は下から上に平行に動かします。
⑤根元まで研げたら、研いだ裏面を触ってみます。
手を切らないように親指を横にスライドさせます。
この時にザラッとした感覚があると思います。
「カエリ」と言われる金属の削りカスが付着しています。
このカエリが付いてるということはキレイに研げた証拠なんだ!
⑥次に裏返して同じように切っ先から順に研いでいきます。
研ぎ終わったら同じようにカエリが出ているか確認しましょう。
⑦仕上げにナイフ全体の錆を落とします。
濡らした雑巾にナイフを押し当て、
クレンザーを全体に振りかけスポンジの裏でゴシゴシとこすります。
刃で手を切らないようにしっかりと雑巾に押し付けます。
⑧最後に新聞紙を二重に重ねて、
カエリを取るために左右にスライドさせます。
こう動かすとカエリが取れます。
さらに新聞紙の油分で錆を防止する事が出来ます。
★保管方法
保管する際には水分を拭き取り、冷暗所保管します。
保管する場所にシリカゲルを置くのもいいでしょう。
文章のみだと分かりづらいと思うので「砥石のある風景」さんのYouTubeが参考になるので載せておきます。
【完全版】初心者に送る!家庭用包丁の研ぎ方-How to sharpen the kitchen knife.
★まとめ
ナイフは消耗品です。使用し続けていれば必ず切れ味は摩耗してきます。
大切な道具の寿命を守れるのは使用する貴方だけです。
ぜひ、一度ナイフ研ぎ実践してみて下さいね(≧∀≦)