【Inkscape裏ワザ】デジタルカラー魚拓で魚に立体感を出す方法

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こむぎ少尉
こむぎ少尉

なんかイマイチやな?😟

にゃん等兵
にゃん等兵

むずかしい顔してどしたの?

こむぎ少尉
こむぎ少尉

デジタル魚拓を作ってみたんだけど
なっとくできる仕上がりにならないんだ💦

にゃん等兵
にゃん等兵

それは立体感がないからじゃないかな?

こむぎ少尉
こむぎ少尉

なるへそ!
でもどうすれば躍動感や立体感を表現できるの?🤔

みなさん!こんにちわ!!
釣り好き三等兵です。

デジタル魚拓を作ってる時に納得できる仕上がりにならず
困った経験はありませんか?

私にはあります(笑)
特にデジタル魚拓を作り始めた最初の頃にありました。

プロの業者さんが作った作品と自分が作った作品を見比べた時に
自分が作ったものは「のっぺり」した印象がして納得できる作品ができませんでした😭
その後、研究を重ねて自分の作品に足らないモノは立体感だと気がつきました✨

今回は、研究の結果生み出したデジタル魚拓に立体感を出す方法を解説していきます!

【デジタル魚拓に立体感を出す方法】

デジタル魚拓に立体感を出すためには
【影】をうまく活用しましょう😆✨
作成したデジタル魚拓に影をつけることで魚の奥行き、高さ、厚みなどを表現することができます!

実際に【A】と【B】ではどちらのほうに目を奪われますか?

【A】

【B】

多くの人が【B】のほうに注視すると思います。
これはデジタル魚拓に影をつけたことで立体感が生まれ、
デジタル魚拓が飛び出して見えるので印象に残るからです。

逆に影が無いとデジタル魚拓が背景に溶け込んでしまい印象が薄くなってしまいます。

【影をどこに配置するか?】

では影をどこにつければ立体感を演出できるのでしょうか?

影をつける場所は大きく2パターンあります!
それぞれのパターンによって制作する影の作り方も変わるので
先にどちらのパターンにするか決めておきましょう!

【A】実体に影を重ねるパターン

魚と影を重ねてちょっとだけ影をズラすことで
斜め上から光が当たってるように表現できます。

魚が横を向いてる画像を使う時に向いています。
私は左上から光が当たってるように表現することが多いです。

【パターンAの作成方法】

①元の画像から魚の部分を切り抜くためにペンツールで輪郭をポチポチと囲んでいきます。

②グルっと一周したら輪郭部分に線を引くことができます。

この線を右クリックしてコピーしておきます。
コピーできたら適当なところに張り付けておきます。
その後、いつもの手順でデジタル魚拓を作っていきます。
→いつもの手順はこちら!

③張り付けていた輪郭に色を塗っていきます。

右クリック→
フィルとストロークを選択→
フィルの設定で単一色→
カラーパレットから灰色を選びます。

これで真っ白だった面に色を塗ることができました。

④輪郭線を無くします。


右クリック→
フィルとストローク→
ストロークのスタイル→
幅を0に設定

これで輪郭線がなくなりました。

⑤輪郭をボカしていきます


フィルとストローク→ボカしのメモリを上げていきます。
自分の好みまで調整します。
今回は4メモリにしました。

⑥これで影を作ることができました。

【B】実体と影を切り離すパターン

実体と影を離して配置します。
こうすることで、まるで泳いでいる魚の影が海底に映っているように表現することができます。
カレイやヒラメ、コチなど真上から写真を撮ることが多い魚の画像に向いています。

【パターンBの作成方法】

影は実体に近い部分は色が濃く
離れていくほど薄くなっていきますよね?

同じことをインスケープを使って表現します。
使用する機能はグラデーションです。

①輪郭部分を選択ツールで選択します。周囲にミシン目が現れたらOKです。

②画面下部のカラーパレットから灰色を選びます。
カラーパレットに灰色が無い場合は以下の通りにしてみてください。
右クリック→フィルとストローク→フィル→単一色→灰色を選択

③これで輪郭の内側に色を塗ることができました。
ここからグラデーションをかけていきます。

④フィルの設定上部にある色の塗りかたのパターンから
「放射グラデーション」を選択します。
これで影に濃淡を表現することができました。

⑤ここから、さらにボカシをつけていきます。

フィルとストローク→ボカシのメモリを上げていきます。
今回は4メモリにしました。

【影の重ね方】

魚と影を重ねる時は、影のレイヤーが魚のレイヤーよりも下になるように設定します。

①選択ツールで「影」を選択して魚の画像に重ねる

②このままでは「影」が上になっているのでレイヤーを入れ替えて下になるように設定します

③影を選択して画面上部のレイヤー移動ボタンをクリックします
レイヤーを一段づつ下げていくことで魚の下に影が入るようにします

④シフトキーを押しながら魚と影の両方を選択します

⑤オブジェクト→オブジェクトの統合をクリックします。
すると魚と影がセットになるので、配置をズラさないで移動させることができます。

【まとめ】

デジタル魚拓に立体感や躍動感を演出したいなら【影】を作成することが有効です。
無料デザインソフトの「インスケープ」を使って影の簡単に作成することができます。

作る影は2パターンあります。
【A】横から撮影した魚の写真に向いてる。
実体と影を重ねて表現する。

【B】上から撮影した魚の写真に向いてる。
実体と影を離して表現する。

 

ぜひぜひ活用して自分でカッコいいデジタル魚拓を作成してみましょう❗

今回紹介した方法はデジタル魚拓を作るための応用編です。
基本的な作成方法はこちらの記事に紹介しているのでチェックしてみてくださいね😉🎶

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